スズラン灯(照明)とは?基礎・基本を学ぶ

2021-08-11

第140回 長谷川正の「言ったモン勝ち」

新たなHPに向けて、自社の強みを棚卸ししていることは前回のブログにて述べました。今回は当社の強みの一つである「電線分岐技術」についてお伝えいたします。とはいっても一般の人にとって、電線って分岐できるの?何に使うの?と疑問に思われる方が大半ですので、ここでは当社の代表的製品である「スズラン灯」についてご紹介いたします。

スズラン(すずらん)灯

ひと昔前、夜間の工事現場の安全確保などで歩行者の注意を喚起するように、フェンス囲い伝いに一定間隔で電球もしくは三角(カラー)コーンが光っている光景をよく目にしました。その何個にも連なっている灯りそのものをスズラン灯もしくはスズラン照明と呼んでいます(下記イラスト参照)。残念ながら最近の工事現場ではチューブの中が光るチューブライト、または電池で光る三角コーンが主流になっていますので、街中でスズラン灯が見られる機会は減っています。しかしながら、スズラン灯は地域のお祭りやイベントの提灯を灯すために欠かせない、我々の日常生活に密接しているアイテムとなっています。ちなみに、スズランという言葉は、春に開花する花のスズラン(鈴蘭・すずらん)から引用され、花が鈴なりに咲いている様子がそっくりだからとも言われています。

スズラン灯

1ヵ所のコンセントから複数個の電球を点灯させることができますので、華やかさを求める装飾用としても使われています。当社が在庫する工事現場用の標準品は電球数が6~12灯、ピッチ(電球の間隔)は2~4m、長さ(全長)は20~50mとなりますが、電球の数やピッチ、長さ(全長)は全てオーダーメイドが可能です。また、用途に合わせて電線の種類も選択することも出来ます。分岐された先は一般電球用ソケット(E26)仕様となりますので、一般電球よりも割れにくく寿命が長いLED電球を使うことも多くなりました。

オーダーメイドが可能であっても、規格外製品の注文は承っておりません。例えば、「電球数100灯の100mのスズラン灯」は製造不可となります。なぜなら、一つのコンセントから使用できるのは「1,500Wもしくは15A以下」と規格に定められているため、使える電球が限定されるからです。また、厳密に言うと、コンセントからとれる電圧が100Vであっても100m先では100V以下に落ちる。また、途中で電球等を使用すればさらに電圧が落ちてしまうという電圧降下(ドロップ)が発生するためです。もし、そのような使い方をされる場合は、一度メーカーに相談することをおススメいたします。

長谷川製作所のスズラン灯(ES-Tシリーズ)

なお、この電線分岐技術は500kw未満の電気工作物や自家用工作物の電気工事に属しますので、製作するためには国家資格である第二種電気工事士の免許が必要となります。ホームセンターでパーツを買い求めて自作することも出来ますが、全て自己責任となりますのでご注意願います。

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PostedBy 長谷川 正