フリーブロー成形とは?基礎・基本を学ぶ

2021-07-24

第139回 長谷川正の「言ったモン勝ち」

ブロー成形の中でも金型は製品の形状や品質を決定づける重要な要素です。インジェクション(射出)ブロー成形で作られる製品は高品質を要求されるため、使用する金型も複雑となり精度も高くなります。また、一般的に押出し(ダイレクト)ブロー成形はコストが重要視されることが多く、金型は簡単な形状で安価となります。一方で金型を使用しないブロー成形法もあります。それが、フリーブロー成形です。

フリーブロー成形

素材は樹脂ペレットなどではなく、既に押出成形された透明プラスチック板もしくは樹脂シートを利用します。樹脂シートをクランプに固定したままヒーターなどで熱を加え軟化させます。その後、軟化したシート内部から空気を送り込んで風船のように膨らませる成形法です。出来上がりはドーム形状もしくは半球形状の製品となります。

植木プラスチック株式会社HPより引用

フリーブロー成形のメリットは、型を利用していないため製品に型痕(かたあと)が無く表面が綺麗に仕上がることや安価であることです。一方デメリットとしては、空気で膨らませているだけのフリーな状態なため、精度があまり良くないことが挙げられます。用途として店舗の装飾や看板、公園の窓などに多く使われています。

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PostedBy 長谷川 正