「企業持続力強化計画(BCP)」を見直そう

第105回 長谷川正の「言ったモン勝ち」


新型コロナウィルスが猛威を振るう中、当社でも社員への感染防止のためいろいろな対策が発表されています。会社内での過ごし方から休日の不要不急の外出は控えることまで、決め事は細かくすればするほどキリがありません。ですが、ふとこれと同じ感覚を約2年前に体験したことを思い出しました。それは、埼玉県主催のBCP(事業継続計画)講習を受講した時のことです。

BCPとは、要約すると自然災害などの緊急事態に遭遇した場合、どう対処するのかを事前に取り決めておく計画のことです。つまり、今現在の状態が緊急事態であれば、BCP通りに対応すれば問題ないはずです。しかしながら当時の私は「そんなことしばらくは起こりっこないよ!」と軽く考えており、計画は未だ完成しておりません。

同時に、昨年末にBCPとよく似た「企業持続力強化計画」の話を聞いたことも思い出しました。ネットで調べると、ウィルス感染について具体的な記述はありませんでしたが、大火災やテロ攻撃に対して被害を最小限の抑え、早期復旧を可能にするためには事前にどのような備えや方策が必要かが述べられています。もちろん、会社の資金が足らなくなった時を想定して何を事前にすべきかも記載されています。

外出禁止要請などで景気が後退している今、会社としてまずやるべきことは資金ショートを防ぐことでしょう。会社を存続させることは社員やその家族の生活を守ることに繋がります。しばらくは外出もムリ、ということであれば、一度「企業持続力強化計画」を見直してはいかがでしょうか。これが実際に役に立つ時が来ることは望みませんが、私たちが今やるべきことをじっくり考えてみようとあらためて思いました。

「企業持続力強化計画(BCP)」を見直そう


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