中小企業の二極化を加速させる助成金?

第104回 長谷川正の「言ったモン勝ち」


埼玉県の大野知事と東京都の小池知事の「外出自粛要請」を受けたこの週末、季節外れの大雪にも見舞われて一歩も外に出ないのんびりとした日々を過ごしました。これらもコロナウィルスの影響ですが、積み上げられた書籍の整理や娘が通っている塾の宿題に奮闘し、やろうやろうと思っているだけの事柄を片付けることができたと少し満足しています。

さて、本日時間を見つけて取り組んでみた事柄が、これです。

「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金」

新型コロナウイルスの感染拡大防止策として市内の小学校等は2月27日から3月31日まで臨時休校となっています。その影響として、その小学校等に通う保護者である労働者が休職した場合の所得減少を、企業を通して助成する制度がこちらになります。新聞やテレビなどを通して聞いたことがある人も多いでしょう。

詳しい説明は省略しますが、助成金とは補助金とは異なり、申請すれば書類の不備などを除き100%採択されますので、補助金利用を考えている経営者にはじっくり腰を落ち着けて取り組んでもらい、他者に頼ることなく申請までたどり着いてほしいです。なぜなら、支給要領などを読み込むと、社会保険労務士などの代理申請も可能となっており、企業経営者の業務負担を軽減するような調子で書かれています。しかし、本当に困っている中小企業の経営者は、社会保険労務士などを雇う余裕などもなく、提出する書類の多さにうんざりして申請を諦めてしまうのが関の山です。私が色々な企業経営者に接してきた経験を踏まえると、これが中小企業の二極化が進んでしまっている要因と考えます。役所や公的機関に臨むことは、もう一歩踏み込んで本当に困っている企業経営者に手が届くような政策を期待しています。

当社も4月中に上記助成金の申請を予定していますので、出来る範囲でのアドバイスや情報提供を希望されるお方は、ご遠慮なくお声がけ願います。

中小企業の二極化を加速させる助成金?


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