仕事に関係ないことをやる本当の理由

第63回 長谷川正の「言ったモン勝ち」


社内プロジェクトの「まちゼミ」が週末に迫っています。先日のリハーサルを経て色々と手直しの必要な箇所があぶり出されてきました。何とか間に合わせるよう時間を惜しんで作業していますが、最近は「何で仕事と関係ないことしているの」と聞かれることがあります。その本当の理由は、どこに行っても働き続ける力をつけるためにあります。

確かに、まちゼミは社長の道楽と思われるかもしれません。しかし、全く知識のない小学生に電気を教えることは本当に難しく、テキストを作るにも用語の一つにも気を遣います。「電線を接続してください」この一文だけでも、「電線で理解できるだろうか?コードの方が分かりやすいのでは?接続はどう?つなげるでは?」など。

こうしていくと、専門用語を使わずに説明する、受け手の身になって考える能力が鍛えられます。つまり、社長の道楽が論理的思考力を養うことに繋がり、もはや仕事の一部と考えても問題ないでしょう。これは一例ですが、たとえどんな小さいことでも学ぶべきところはあるのです。こうした力は製造業だけでなく、業界の垣根を越えて求められる能力であることはご存知の通りです。

この世の中、将来なにが起こるか分かりません。順調な当社も来月には倒産してしまうかもしれません。そんな危機感をもって私は日々経営をしていますが、万が一路頭に迷っても生きていくことができるよう、そんなどこに行っても働き続ける力をガンガン鍛えてもらいたいです。そのためのステージ作りは社内プロジェクトとして、これからも提供し続けます。

仕事に関係ないことをやる本当の理由


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