型があるから型破り、型が無ければ型無し

第129回 長谷川正の「言ったモン勝ち」


今年度上期の土曜日研修は、当社内の研修室にて「成果を上げる業務改善」を開講しています。ポリテクセンター埼玉(埼玉職業能力開発推進センター)より外部講師を招いていますので研修費が高くつくを思われがちですが、実際それほどでもありません。むしろ、当社社員の移動時間を考えると破格に思われます。こういう面では公的機関を上手く活用することをお勧めします。

さて、研修内容を簡単に説明すると、自分以外の人の業務を理解して生産性を向上しましょう、ということ。私見ですが、どこの会社でも隣の人の仕事内容は意外と理解していません。ましてや部署や社屋が違ってしまうと尚更です。これでは自分流もしくは部署で決められたやり方がまかり通ってしまい、いい意味でも悪い意味でも型が決まってしまいます。歌舞伎の18代目中村勘三郎さんの「型があるから型破り。型が無ければそいつは単なる形無し」という言葉があるように、先ず型を会得して後に改善するべきなのでしょう。つまり、他の人の仕事のやり方を学び、自分のものと照らし合わせ、より良いものに変化させる、そのような研修になっています。

部屋いっぱいの模造紙の上に自分の仕事内容を見える化していく作業は、普段のオフィスワークと違って身体全体を使うので、皆が生き生きしているように感じられます。自分一人ではない皆との共同作業というのも影響しているのかもしれません。これを各部署にて作成し、社員全員へのプレゼンを通じて、各々業務の棚卸しと見直しを行います。講習は全5回、7月までの長丁場ですが、少しでも実りある研修であることを期待しています。

型があるから型破り、型が無ければ型無し


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